建築を目指したきっかけ
小さい頃からの夢で、自分の家を建てたいと思い建築の道を目指し、大学に入学しました。
大学に入学すると、建築大好きな学生が多く、建築オタクの人に圧倒され、まともに勉強してきませんでした。
田舎から都内に出てきた私は、バイト、酒、古着屋巡りばかりしてました。
建築をまともに学生時代も勉強してこなかった私はマイホームを建てることができると思ったハウスメーカー(戸建住宅着工数日本一)に入社しました。
本当は、学生時代あんなに時間があるときにもっと建築の勉強や経験しておけばよかったと思っています。
ただ、毎日が楽しく人生で学生経験させてもらい親には感謝しかありません。
大手ハウスメーカーに入社
仕事内容は、全国の優秀な設計士などとの交流や勉強会もあり、毎日刺激しかなく休みの日も仕事をしてました!
一年目から定時で帰った覚えはなく、帰宅時間はテッペンを超えて、寝るだけの生活でした。
旗から見れば、ブラック企業だと周りには思われてた。
一級建築士を合格するまでの4年間は、週に1日の休みは建築士の勉強で学校に通う日々。
プライベートは充実してないけど、やりたい仕事をやれていて充実はしてた。
当然、毎日休みたいし、ゆっくり過ごしたいとは思ってましたよ!
入社4年目には、妻と結婚して家族が増えることに!
その翌年には、長男が生まれました。
そして、入社6年目に小さい頃からの念願の夢だったマイホームを設計することができた!
ここで、自分の中で夢が叶った瞬間でした。
その翌年には次男も生まれます。
社会人になってから、休むことなく毎日がドタバタの日々を過ごしてました。
転職を本気で考えた
一昨年くらいから、仕事内容が増えてきて、1人で全て任され、契約前から着工中合わせると常に20〜30棟動かし、仕事が回らなくなってきて、仕事が辛く、お客様に真摯に向き合えなくなったことで転職を決意しました。
仕事自体は本当に楽しく、いい会社で働かせてもらい感謝してます。
ただ、当然家族の時間は作ることはできず、子供の顔も正直あんまり覚えてないです。
このまま子供が大きくなったら、必ず後悔すると思いました。
私の中で好きな仕事で、やりがいのある仕事でしたが、自分の中で1番大事にしたいのは家族の時間でした。
仕事も楽しくなくてはいけないと思いますが、家庭が幸せでないと私は幸せになりませんでした。
なので、家庭を優先しました。
会社の周りでは、会社の愚痴を言ったり、周りの空気を悪くする人、ネガティブ発言に溢れていました。
こういう空気は自分にも会社自身にも感染していくことがわかっていたので、できるだけそういう場所、人には近づかないようにしてました。
当然社外では、私も愚痴を吐いてはいました。
私はそういう言葉や考え方は不幸になることを知ってるので、出来るだけポジティブ・前向きな発言を心がけました。
他責にすることは、絶対にしませんでした。
自責にすることで愚痴はだいぶ減ります。
会社の愚痴を言うのは違います。
会社を選んだのは自分です。
それを会社のせいにしてはいけないと思ってます。
育児を両立するために
今は、定時で帰る会社に転職しました。
休みも土日です。
そのおかげで、毎日子供とお風呂を入り、一緒に寝ることもできます。
休みの日は、実家に顔出しながら親孝行してます。
以前は年に1回しか顔出しませんでした。
年収は半額になりましたが、毎日幸せです。
仕事業務は少し変わりましたが、建築を続けることができて、そこにやりがいを感じています。
まとめ
会社が辛く辞めたいと思っている方へ
会社の愚痴を吐くのは辞めてみてはどうでしょう?
選択するのは自分です。
・会社に居続ける選択をするのか?
・違う環境に身を投じてみるのか?
人生は一度きりです。
辞めたいと思っている人は、自分が将来どうなりたいのかを考えた時の姿を想像して選択してみてはいかがでしょうか。
人生は選択の連続です。
失敗なんてなく、失敗だと思わなければ、いつか必ず成功します。
今日は私の経験談として、大手ハウスメーカーを8年間勤務して転職した話について語ろうと思います。
今、ブラック企業に勤めていて、転職したいと思っている方に向けても書いています。
私自身も旗からみれば、ブラック企業と周りからは言われてきました。
「働く時間が長い=ブラック企業」の世間のイメージがありますが、やりがいや自分が好きで選んだ仕事なので、仕事も好きでした。
ただ、サラリーマンなので自分でコントロールできないことがあまりに多すぎることで転職をしました。